バンドマンの為の国語辞典(ぬ)2018年04月05日 09時39分48秒


【ぬ】
日本語の中でも使用頻度の低い言葉のひとつ。これは「ぬ、ヌ」の発音のイメージ、特に 擬態語などで使われる場合の印象が悪くて好まれないためと思われる。
(例)
・ヌルヌル、っとした肌の汗かきのボントロ吹き
・ヌメヌメ、っと舌が動くサックス吹き
・ヌチャヌチャ、っと音をたてて食べるラッパ吹き
・ヌー、っと噂話の現場に現れるタイコ叩き
・ヌーポー、っとして何を考えているのか分からないベース弾き
・ヌケヌケ、っとデタラメの話で誤魔化すジャーマネ
・ヌラリヌラリ、っとメンバーの話をそらすバンマス

ぬかみそ【糠味噌】
糠を原料とする味噌。演奏者の音程が正しくないと腐って異臭を放つという特殊な性質の味噌。ただし、本人にはその異臭が伝わらない。

ぬかよろこび【糠喜び】
一時的な喜びで「後でガッカリする」というおまけ付きの喜び。例えば、
・嫌なメンバーが辞めると聞いて喜んでいだら、一日休むだけだった。
・バンドに休みが貰えるらしいと喜んでいたら、店が閉店した。
・彼女に「話がある」と誘われ喜んだら、別の男との恋愛相談だった。
・金メッキの楽器を6000円でゲットしラッキー!と思ったら、翌日ただの真鍮の光沢と判明。
(以上筆者実話)

ぬきあし【抜き足】
歩き方の一種。泥から抜くようにそっと足を上げることから。差し足、忍び足と セットで用いる。夜逃げや夜這いなどで使用すると効果がある。

【ぬくぬく】
バンドマンより高い収入がある人の生活の様子。

ぬけすずめ【抜け雀】
古典落語のひとつ。 駕籠かきが下賤な仕事とされた時代の噺。
ボロ宿に泊まった無一文の侍が、宿賃のかたに描き残した雀の絵。この雀が絵から抜け出るので大評判に、宿屋は大繁盛。そこに老人が現れ「この雀は疲れて死ぬ」と、絵に鳥籠を描いて去っていく。その後しばらくして再び宿を訪れた一文無し、「かごを描き忘れていた・・その老人は私の父だ」と言い、「ああ俺は親不孝だ、父を籠かきにした」
(この噺を聴いて、貧乏なバンドマンを助けておこうする人が増えることを願う)

ぬすびとをとれえてみればわがこなり【盗人を捕らえてみれば我が子なり】
「前句付け」という言葉遊びの「きりたくもあり きりたくもなし」という題の句に付けられた前句の一つ。
バンドマンがこの題に前句を付けるとすると、
・高い手でリーチかけが 当りそう  きりたくもあり きりたくもなし 
・演奏は 下手だが役立つ バンドマン きりたくもあり きりたくもなし
・仕事後の 夜中のテレビの 再放送 きりたくもあり きりたくもなし
・散らすより 早く治ると 言われた胃 きりたくもあり きりたくもなし
・頭髪の 残りわずかと なりにけり きりたくもあり きりたくもなし
・鏡もち 時期を逃して 硬くなり きりたくもあり きりたくもなし
・エロビデオ これからなのに 妻戻り きりたくもあり きりたくもなし
など。

ぬるまゆ【微温湯】
入浴するのに高すぎもせず低すぎもせず、入ったが最後、出るに出られなくなる温度のお湯。バンド社会では、お手軽な演歌のバックバンド、アドリブ無しのダンスバンド、新曲が増えないバンド、下手でも先輩を立てるバンド、などに湧き出ていて、注意していないと一生をこのお湯の中で送ることになる。

ぬれてであわ【濡れ手で粟】
濡れた手を粟に突っ込むといっぱい粟が付いてくるように、労力をかけずに大きな効果を得ること。バンドマンの理想で、他にも 「棚からぼた餅」、「金は天下の回り物」、「漁夫の利」、「蝦で鯛を釣る」など、いろいろ な方法で消エネを実践している。

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