バンド界に住む妖怪伝説2017年07月24日 23時59分59秒

暑い日が続きます。そこで今回はバンド界に住む妖怪のお話を・・・。
皆さんは、妖怪の存在を信じますか。“真の暗闇”が無くなってしまった今のご時勢、妖怪の存在を信じている人は少ないでしょう。
しかし、確かに妖怪はいるのです。わずかに残る暗闇の中に、路地裏の隅に、朽ち果てた物の陰に、そして、あなたのすぐ後ろに・・・。
そんな妖怪のうち、バンド界に巣食う妖怪をご紹介しましょう。ただし、他言無用、どんなタタリが降りかかっても責任は持てません・・・。

●妖怪「イッタントメン」
バンドでは、一度演奏を始めたら、途中で演奏を止めないのが大鉄則です。止めなければ客は「変な演奏だな」 と思うだけですが、止めてしまうと「あ、失敗したんだ」とバレてしまうから。だか ら、どんな難しい曲でも初見の曲でも、なんとしても終りまで演奏しようと努力します。
しかし、この妖怪「イッタントメン」が心の隙間に忍び込んだとたん、「一旦、止めん?」 と、弱気になってしまうのです。そして、演奏を止めたが最後、店から 「このバンド、ダメだな」の烙印を押されてしまうという、バンドマンにとって恐~い妖怪です。

●妖怪「コネ娘」
店の専属歌手やホステスさんの可愛い娘(こ)にチョッカイを出したら、 それが店の偉いさんのコネで入った娘で、それを報告されてこっぴどく叱られた!・・・そんなことがあったら、その娘らは実は妖怪「コネ娘」だったのです、ご用心ご用心!

●妖怪「口裂けオーナー」
バンマスが自分だけネカ(給料)アップしてもらえるよう店のオーナーに直訴して「メンバーには内緒で」、オーナーも「大丈夫、 口が裂けても言わん」。ところが、給料は上げてもらえず、直訴したことがメンバーに知れ渡った!・・・それはそれが本物のオーナーではなく、オーナーに化けた妖怪「口裂けオーナー」だったのです、油断大敵。しかし本物も妖怪とほとんど変わらないので、どっちが本物か判別 するのは至難の業です。

●妖怪「キタロウ」
突然バンド部屋の戸をガラリと開けて、「俺のバンドでバンス(給金の前借り)を 持ち逃げしたメンバーがこのバンドに、来たろう?!」、と言って入って来る者がいたら、それは妖怪「キタロウ」です。この妖怪はしつっこく逃げたメンバーの居場所を聞きたがります。
そんなときは「いいえ、来とりまっせん、知りまっせん」と3回唱えれば、「そら、すんませんでした」とおとなしく帰って 行く妖怪です。隠し立てをすると後でタタリがあるので、なるだけ知らん顔をするのが得策です。

●妖怪「ナジミ男」
この妖怪はバンド部屋に、まるでバンドマンのような顔をして座っています。あまりにも馴染んでいるので、「メンバーの知り合いかな?」と、つい油断をしてしまいます。演奏が終わってステージから降りて来たら、お金や物が無くなっ ていた!それは間違いなくこの妖怪「ナジミ男」のせいです。

●妖怪「ろくどっ首」
この妖怪は昔バンドマンをしていました。しかし、あまりにも演奏が下手なので、六度もバンドをクビになり、とうとう、妖怪「ろくどっ首」になったのです。妖怪になってからも、バンドマンになる夢が忘れられず、どこかのバンドがパリヒ(引 っ張り、スカウト)に来ないかなと、首を長~くして待っている、可哀そうな妖怪です。

●妖怪「目玉おじや」
貧乏バンドマンの作るおじや(雑炊)は、具が少なく水気が多いので、自分 の目玉が表面に映ってしまいます。その目玉をじっと見ていると、切な く哀れな気分になって、バンドマンを辞めようかと弱気になってしまうのです。しかし、それは実は、おじやの中に住んでいる妖怪「目玉おじや」のせいなのです。その証拠に、その目玉をよく見ると、自分は泣いているのに、その目玉は笑っていますから。

いかがでしょうか。現代の人間たちは「自分の目に見えないものは存在しない」という、思い上がった考えに支配されています。しかし本当は、見えないのではなく、見ようとしていないのです。
神経を研ぎ澄ませ、心の目を開けば、あなたの周りにいる数知れない妖怪たちが「やっと見つけてくれたな~」と、きっと声を掛 けてきますから・・・この妖怪伝説、信じるか信じないかは、あなた次第です・・・

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