バンドマンの為の国語辞典(け)2017年07月17日 23時59分59秒

げいいんばしょく【鯨飲馬食】
奢ってもらうことに起因する止まることを知らない飲食行動。

けいこうとう【蛍光灯】
バンド部屋をほの暗く照らす照明器具。明かる過ぎる照明の 下では、まっとうなバンドマンとキノコは育たない。

けいざいかんねん【経済観念】
バンドマンが離婚する原因のほとんど。

けいぞくはちからなり【継続は力なり】
ただ続けているだけのバンドマンが唱える自己弁護論。

げいだっしゃ【芸達者】
本業以外のパフォーマンスが優れていること。演奏は下手でもバンドマンが生き残る手段の一つ。

げいはみをたすける【芸は身を助ける】
1)芸達者な人間が唱える呪文。→芸達者
2)最近のゲイの社会的位置が生み出した言葉。

けいとうとなるもぎゅうごとなるなかれ【鶏頭となるも牛後となるなかれ】
大きな組織の下っ端より小さな組織のトップを好しとすること。フルバンドからコンボへ移るバンドマンが唱える霊験あらたかな呪文。

けいりん・けいば【競輪・競馬】
バンドマンが稼いだ給料を搾取する2大公共機関。

けいれきさしょう【経歴詐称】
「雇ってやってもいいけど、以前はどこでやってたの?」
「東京の方のバンドでやってました」
「東京の・・・方・・・?」

けぎらい【毛嫌い】
根拠のはっきりしない嫌悪感。バンドマン同士で生じた場合解決のしようがないという感情。

けだもの【獣】
「なにすんのよバンマス、もー、この獣!」

けっぺきしょう【潔癖症】
手に付いたバイ菌、テレビのほこり、つり革の汚れ、音符に付いたシャープ・フラットなどを神経質に落とすような性格。

けり【蹴り】
1st奏者が譜面台の陰で2nd奏者に注意を促す際に行う行為。

げんかくしょうじょう【幻覚症状】
「ハハハ、バンドマン生活ってなんて素晴らしいんだ、ハハハ・・」

けんきゅうねっしん【研究熱心】
研究すること自体に熱心なこと。水泳の理論書を数多く読んで溺れるスイマー、ジャズの試論書を数多く読んでジャズが演奏できないバンドマン、などに見受けられる状態。

げんなま【現ナマ】
紙幣や硬貨など直接触れることの出来る現金。給料を受け取るさいに通帳振込みと違ってバンドマンが一番信頼しているお金の形態。但し、ナマモノなので早く使ってしまわないといけない、という欠点がある。