バンドマンの為の国語辞典(お)2017年06月08日 15時15分15秒

おいうち【追い討ち】
逃げて行く者対し、さらに仕掛けられる攻撃。例)妻と離婚、愛人に逃げられ、不況でバンドが解散、サラ金から逃げ回り、追い討ちをかけるように体が糖尿病に。

おうかくまく【横隔膜】
腹式呼吸を行う為の胸の下部にある筋肉。管楽器を演奏する上で重要な筋肉。焼肉屋で言うところのハラミ、サガリ。

おうじょうぎわがわるい【往生際が悪い】
本番直前まで舞台ソデで練習をしているソリストの状態。

おうせいふっこ【王政復古】
連敗中の巨人の監督に王貞治氏が就任するようなこと。

おうせ【逢瀬】
男女が人目を避けて密かに会うこと。逢い引き、 密会、忍び逢い、ランデブーなどと同じく、現代のネット社会においては死語。

おうせん【応戦】
妻の「もっと稼いで来い!」に対して夫が「おう!」と言い返すこと。

おうどう【王道】
元は正攻法、正統派の意味だったが、現在では「楽器の習得に王道なし」のように近道、安易な方法、の意味で使われる。

おおげさ【大袈裟】
グダグダになったパッケージショーの後のバンマスのひと言、「今日のショーの楽譜はアメリカのバンドでも絶対できんよ!」

おおごしょ【大御所】
バンドマンのなれの果ての呼び方。

おげれつ【お下劣】
指のすきまから見る物や状況。

おーけすとら【オーケストラ】
1)多人数の弦、管、打楽器奏者からなる、クラッシックやポップスを演奏する楽団。
2)ジャズのフルバンドやナインピースバンドが貫禄をつけるためにバンドの名前に付ける名称。

おごる【奢る】
無償で他人に食事などを提供すること。「奢る平家は久しからず」を口実に、バンドマンが他人からはやってもらいたいが自分でやるのは絶対イヤ、という 行為。※本来は「驕る」。

おしえる【教える】
せっかく習得した知識を他人に伝えるという、バンドマンがやらない行為。

おたまじゃくし
1)主に汁物を注ぎ分けるための長い柄の付いた食器具。お玉杓子。
2)形が似ていることから蛙の幼生、オタマジャクシ。「♪オタマジャクシは蛙の子、ナマズの孫ではないわいな~」と歌われる通り、魚類ではなく両生類。
3)オタマジャクシに形が似ていることから四分音符、転じて音符全般を指す音楽用語。アドリブの出来ない奏者が「コードでなくてオタマジャクシで書いてください」のように用いる。

おとこ【男】
人類のうちで女でない方。世界を支配する生き物。→女

おとのぼうりょく【音の暴力】
未熟な音楽家が自分が行使していることに自覚がないやっかいな暴力。

おぬし、なかなかやるな【お主、なかなかやるな】
自分の方が上手いと思っている人が発する他人への優越感に満ちた評価の言葉。

おめでた【御めでた】
めでたいこと全般を指す言葉だが、近年では妊娠発覚を指すことが多い。還暦の女性が「私、今度おめでたなんです」と言うと大いなる誤解を生じる恐れがある。

おまえひゃくまでわしゃくじゅくまで【お前百までわしゃ九十九まで】
結婚した時に一つ違いなら未来永劫一つ違いという数学理論。

おんど【音頭】
日本伝統のリズム、転じて弾み過ぎる間違ったスイング感のこと。

おんな【女】
人類のうちで男でない方。「世界を支配する男」を支配する生き物。→男

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