ネット中毒になりたくないが・・・2017年02月02日 12時12分12秒

いろいろネットで買うが、後悔したくない、との思いで、ほとんどは消耗品か小物。最近では、プリンターインク、練習用のプラ・マウスピース、中古パソコンの9800円、と言ったところ。これぐらいなら、不良品でも諦めがつく。過去で大物と言えるのは、プロジェクターの4万円ぐらいか。

さすがにトロンボーンは、現物を見ないことには手が出せない。ちょっとしたスライドのひっかかり、音色の違和感など、演奏者にしか判らないことを言っても、「ちゃんとしてますけど・・・」と、ただのクレーマーに思われるだけだし、その後、そんな気分で演奏しては元も子もないし。

ただ、いい物だと20~30万円もするアルトトロンボーンが、いくらマイナーメーカー製品とはいえ、2~3万円である、となると、ちょっと考えてしまう。「安物買いの銭失い?」、いや「それで手に入るなら!」・・・画面を睨んでは、鈍った頭の中で、天使と悪魔が真夜中まで大格闘。

本音は主力楽器を買い換えたい。今のバック16は30年、キング3Bはいまいち、バストロは重たい、フリューガ、ユーホはメインに出来ず。買うのなら、安物を買う金をそっちへ回したい、けど、一度はステージで試してみたい、と、今日もネットを開く・・・って、あれ、これもネット中毒の一種か?・・・

キャバレーバンドマン川柳2017年02月06日 15時15分15秒

今はほとんど見かけなくなった「キャバレーバンドマン」、そんな生き物の日常を川柳で描いてみた・・・。

大物歌手やパッケージショーなどが入ると、念のため(?)リハーサルをやる。早出、しかも手当てなし、では、熱も入らず早く終わりたいのが本音。ということで、
【 リハーサル やるほど悪く なる本番 】

ダンスショーなどで、ものすごく速いテンポの曲があると、リハーサルでの余裕はどこへやら、本番では全員譜面を追うので必死。で、
【 今どこ?と 聞くな俺まで 止まるだろ! 】

ありがちなのは、「こんな譜面、飲んで吹けばイッパツよ」などと酒で誤魔化そうとするバンドマン、しかし、
【 吹けぬなら 飲んでも吹ける わけがない 】

客がバンドのステージ脇に来て、おひねりも出さず「この曲やって」と、リクエストするときがある。そんなとき、
【 はい出来ます 言うのバンマス 吹くの俺 】

しゃあないか、これも客サービスだと、赤本(曲集)などを参考にして演奏するが、客はと言うと・・・
【 リクエスト こたえて吹けば 聴いてない 】

キャバレーバンドでは、休みたければ自腹でトラ(=エキストラ、代理)を頼んで入れなければならない。ということで、どんな急用でも大事な用事でも、バンマス(バンドマスター)に「休みたいんですが」と言うと、
【 ニッコリと トラさえ入れれば OKよ 】

そうなると、バンマスに対しては、ついつい、
【 逆らわず 演奏すれども 従わず 】

そんな抑圧された日々でも、別のバンドからパリヒ(引っ張り=引き抜き)がない限りは、生活防衛のためにじっと我慢するしかない、ということで・・・
【 辞めてやる! 次が決まれば 言ってやる! 】

ドラえもん風「バンドマン・未来の道具」2017年02月09日 23時59分59秒

パソコンの登場でビックリした時代は、はるか昔。今はスマホでSNSが当たり前。そんな時代、バンドマンに便利な、こんな道具があったらなぁ・・・。

【 どこでもドや 】
移動ドで譜面を読む場合、♯や♭がいっぱい付いていると、どこがド(主音)か分かりにくい。そんなとき、これを使うと、イッパツでドの位置が分かるというすぐれもの。

【 高けえコブ茶 】
高いお茶と言えば玉露、と相場が決まっているが、安いのに「これ、高いんでしょ!」と、飲んだ客がビックリするという、バンドマン御用達のコブ茶。

【 タイム!マシン 】
演奏中はどんなアクシデントがあっても曲を止めない、というのがバンドの掟。しかし、腹具合が悪くてどうしてもトイレに行きたい、というとき、これを使って時間を止めて、ゆっくり用をたすことができる。

【 開き~ゴマ 】
バンドの飲み会が長くなりそうなとき、幹事にこのゴマを食べさせると、「そろそろお開きにしましょう」、と言うようになる。

【 ミスった~ドーナツ 】
演奏ミスしても、これをかじれば「あーあ、ミスっちゃった(笑)」と、ポジティプな気分で演奏が続けられる。

【 一丸ですカメラ 】
バンド内の雰囲気が悪いときでも、このカメラで写真を撮ると、バンドがいかにも一丸となっているように写る。

【 ペコペコちゃん人形 】
自分は悪くないのに謝らないといけない、というとき、代わりにペコペコと頭を下げてくれる人形。

こんな道具が使える時代に早くならないかなぁ・・・って、それまで生きていないか・・・。

ドラえもん風「バンドマン・未来の道具」 -2-2017年02月13日 23時23分23秒

バンドマンに便利な、こんな道具があったらなぁ・・・その2

【 ビークライト 】
ビークというのは、バンド用語でクビ、つまり解雇のこと。気の合わない相手をこのライトで照らすと、そのうちバンドをクビにされるという、陰湿な道具。

【 相撲~るライト 】
バンド部屋で、みんながテレビでプロ野球を見ているときに、相撲を見たいなぁと思ったら、このライトを照らすと、全員が「野球をやめて相撲を見よう」と言い出す。

【 タイム大ぶろしき 】
集合時間に遅刻したとき、これを広げると、「そのうち高級料理店で奢るから!」と、大ぶろしきを広げてもみんなに疑われないという便利な風呂敷。

【 秘密の悪口(アッコ)ちゃん 】
おおっぴらに言えない他人の悪口を、自分に代わってこっそり広めてくれる便利な人形。

【 ウソ発券機 】
「ウソをついてもいい」、というお墨付き付きの券を発行してくれる機械。

【 桃太郎のギリ団子 】
義理のある人にお礼をするときに使う安~い団子。

【 浦島太郎の溜まって箱 】
借金や、義理や、仕事など、溜めてはいけないものを溜められる箱。

んー、なんか暗い気持ちになる道具ばっかり、って気がしないでも・・・。

西洋楽器を言い換えてみれば・・・2017年02月16日 23時59分59秒

戦時中は、敵性用語禁止ということで、トロンボーンは、「抜き差し曲がり金真鍮喇叭(ぬきさしまがりかね・しんちゅうらっぱ)」と言い換えられた。しかし、もっと楽器の名前と特性を生かしたネーミングはないものか。ということで・・・。

【 憂保似音有無 】=ユーホニウム
自分に似た音のする楽器が有るか無いかの憂いをいつも保っている、トロンボーンより柔らかく、ホルンより太く明るい音色、の楽器。

【 場主・虎音母遠 】=バス・トロンボーン
テナートロンボーンと比べて、その場の主のように大きく、虎の母親が遠くで吠えるような低い音を出す。

【 風流音遅・保留音 】=フレンチ・ホルン
風流な音色で、少し音が遅れて聞こえる。というのは、ベルの中に手を入れて(保留して)演奏するから。

【 鍮馬 】=チューバ
真鍮で出来た、まるで馬のように大きい金管楽器。

【 場主・苦楽裏熱闘 】=バス・クラリネット
普通のクラリネットと比べて、その場の主のように大きく、音楽を求める苦楽の裏には熱闘する姿がある楽器。

【 欧暮影 】=オーボエ
欧州の夕暮れ時の影を思わせる、陰影のある音色を奏でる楽器。

・・・・・検討の結果、どれも不採用・・・・・

熊さんのトロンボーンレッスン -音階練習-2017年02月20日 23時59分59秒

熊さんのトロンボーンレッスン -音階練習のもう一つの意味-

熊)大家さん、トロンボーンでスローなメロディをやると、なんかベチャ~っとなっちまうんだが、なんとかなんねえかな。
大)ベチャ~、て言い草があるか。で、なにかい、音階練習はちゃんとやってるのか。
熊)音階?音階じゃなくて、メロディの話をしてんだよ、この逆ボタル。
大)逆ボタル?
熊)ケツじゃなくて頭が光ってるからだよ。で?
大)スローなメロディのとき、それにつられてスライドワークも、ついスローになってるんじゃないかい。
熊)え、いけねえのかい、スローだからスライドもスローってのは。
大)もちろんだ。スライドワークがスローだと、スラーでなくて、ポルタメントやグリッサンドになってしまう。
熊)フーン、それでベチャ~ってなっちまう、ってのか。じゃ、どうすりゃいいんだ。
大)そのために有効なのが、音階練習だ。まず、スカッカートぎみに音階をやる。で、そのあと、そのスライドの動きはそのままで、音の長さをテヌートにして吹いてみる。
熊)テヌート、ああ、手がヌーっと動くことだな。
大)そうじゃない。息は吐き続けたままでタンギングをする、これをレガートタンギングという。それに音程の変化をプラスすると、テヌートになるな。 それをちゃんとできるようになれば、メロディをきれいに演奏できるようになる。
熊)ふーん、じゃ早え話が、スローなメロディのときも、スタッカートと同じようにスライドをピタッと決めねえから、ベチャ~っとなる、それを予防するのに音階練習をやれ、ってことだな。
大)そういうことだ。トロンボーンの場合、音階練習は、いろんな調性で音程を確認するとともに、スライドワークを確実にする練習でもある。
熊)じゃ、その音階練習ってのをやってみるか。そうすりゃ、彼女を口説くのも楽になるな。
大)口説くのが楽になる?どういうことだ。
熊)メロディを上手く吹いてみねえ、彼女は、メロメロだ。

熊さんのトロンボーンレッスン -音階練習2-2017年02月23日 22時22分22秒

熊さんのトロンボーンレッスン -音階練習と呼吸-

熊)大家さん、いやさ大家、ヒック、ひさしぶりだ、ヒック、なあ~
大)おやおや、酔ってるのか。ところで、メロディはきれいに吹けるようになったのかい。
熊)それだよ、大家さん、テヌートってのはできたけど、大家さん、それだけじゃ、大家さん、ちゃんとしたメロディにならねえんだよ、大家さん。
大)いちいち大家さんって言うんじゃない。
熊)おおや、おやおや。で、メロディがぶつ切れになっちまうんだが、なんとかなんねえか。
大)ぶつ切れね。ところで熊さんは、眠っているあいだ、意識して呼吸をしているかい。
熊)寝てるあいだに?そんなことしたら、夜っぴて寝られやしねえだろ、人を殺す気か!
大)そこだよ。呼吸には、普段の生活での「意識しない呼吸」と、楽器を吹くときなどの「意識する呼吸」があるが、楽器を吹くときには、メロディを作る分の息を、意識して取り入れないといけない。
熊)だけど、演奏の最中にいちいち呼吸を意識してたら、譜面が読めないだろ。そこはどうするんだ、え、おい。
大)熊さんみたいな甥を持った覚えはない。そこで大切になるのが、音階練習だ。
熊)また音階練習かい。で、どうやるんだ。
大)順序だてて言うと、
1)複式呼吸で大きく息を吸う
2)いったん腹に溜め、まっすぐに息を吐くことを心がける
3)息の量と、テンポや長さとの、バランスを意識して音階を吹く
4)それを繰り返して、それが無意識に出来るようにする
5)メロディを吹くときに、そのことを意識して吹いてみる
6)最終的には「意識呼吸を無意識に」、を心がける
熊)それだけかい、じゃ、ヒック、早速やっつけてくらあ。
大)おいおい、酔ったままで練習するのか。
熊)息の練習だからいいんだよ、昔から言うだろ、「息は酔い酔い」

初めてのマイナンバー2017年02月27日 23時59分59秒

役所に提出する用紙が届いた。マイナンバー記入箇所があったので、ずいぶん前に届いていた通知書を見たら、「あれ、どれがマイナンバー?」

いろんな場所に数字が並んでいるし、数字の大きさも同じで、老眼の身にとっては、どれがどれやら。「あ、これか」と、一番上に書いてある数字がそれと知れ、やっと記入。

そして役所へ出かけ、受付のイスにすわると、開口一番「マイナンバー通知書は持ってきましたか?」・・・「え、要るの?」と、順番待ちの人たちからいっせいに声が。

カードのこと、詐欺のことなど、いろんな話題があったマイナンバーだが、最初に使ってこの状況。これから先、いろいろと厄介になったり、なれたりするんだろうか・・・・。