「死神」のオチの考証・・・2016年12月08日 23時59分59秒


年末になると多くかけられる落語の演目の一つに「死神」というがある。

金に困っていた男に死神が近づいてきて「病人に取り付いた死神を追い払う方法を教えるから医者になれ」と言う。その通りにやると、たちまち多くの病人が回復して、謝礼の金で男は大金持ちに。

男は浮かれて女と上方見物、いつの間にかスッテンテン。なに、また医者になれば、と思ったが、今度は死神を追い払う方法が通用しない。そこで男はズルをしてある死神を追い払い、大金を手にしたが。

その死神は、最初に声をかけてきた死神で、「お前のズルのせいで俺は減給になってしまった」、とムリヤリ連れ込まれたのは、地下の洞窟。そこには、人の命をつかさどるという一面のロウソク。

死神は、男のロウソクが消えかかっていると教えて、「この長いロウソクに火を移し代えてみろ、そしたら助かる」。男は震える手で火を移そうとするが・・・。これから先、いろんなオチを噺家が考え出している。

・手が震えて火が移せず、バタリ。(これが古典的)
・火を移すのに成功して、地上に出て、明るいからとロウソクの火を吹き消して、「あ、しまった!」・・・バタリ。
・火を移すのに成功。死神から「でも風邪には気をつけろ」、「フン、風邪で死ぬもんか」。ことろが、「ハッ、ハックション!」、で火が消えバタリ。
・死神から「今日はお前の誕生日じゃないか、ハッピーバースデイ!」「ありがとう、フーッ、あ!」・・・バタリ。

さて、バンドマン風にだと、どんなオチをつけたらいいか、って、別に宿題ではないが、頭の体操に次回までなんか考えてみるとするか・・・。

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