地球儀の思い出・・・2014年05月01日 23時59分59秒

あるディスカウントストアの売り場をウロウロしていたら、特価品のワゴンの中に、地球儀があるのを見つけた。3000円の品が980円、という値札が付いている。

さほど大きくないから、小学生ぐらいを対象とした商品だろう。しばし見つめた後、一旦その場を離れ、食品や雑貨の売り場を回って、またそのワゴンのところへ戻る。

地球儀には苦い思い出がある。小学生のときだったか、プラスチックの球体に紙の世界地図を貼り付けて、地球儀を作る時間があった。結果は残念な仕上がり。

あれから50年以上、地球儀を見ると、残念な気持ちと、無性に欲しいという気持ちが交錯してきたし、ここは一番、思い出を断ち切るためと、ワゴンから買い物カゴに。

・・・しかし、このあいだ孫の進級のお祝いに送ったのは、4000円の地球儀だったのを、ふと思い出した。980円の地球儀で、こんなに悩むことはなかったか・・・。

文化レベルの低さなのか?2014年05月05日 23時59分59秒

先日、市のほうから「年長者施設利用証」、なるものが届いた。市内の体育施設、文化施設を無料や割引で利用できる、というカード、それに、利用可能な施設の一覧表。

こりゃいいや、と施設一覧を見ていて、ふと思った。体育施設は、体育館やプール、武道場など参加型の施設。しかし、文化施設は、美術館、博物館などばかりで、参加型の施設が無い。
 

音楽や演劇の練習施設を利用したい人がいる、ということに全く気が回っていない、と思えてしまう。もちろん、利用するにあたっての制約があるかもしれないが、それにしても寂しい限り。

『文化の沙漠』などと揶揄されないためにも、ぜひ文化活動の支援体制の充実を!高齢者が楽器の練習に楽器を抱えてカラオケ屋へ、なんてのは文化レベルとしていかがなものか、と思うんだが・・・。

吹くは内、お庭、外・・・?2014年05月08日 23時59分59秒

先日、ある会の主催で、ガーデンパーティで演奏する機会があった。雨が降るかも、との天気予報だったので、内か外か、さんざん迷ったすえ、外での演奏を決行。

結局、雨は降らず、風も無く、蚊も飛んで来ず、少しうすら寒いぐらいで、無事にパーティは賑やかに終了・・・、と思ったが、後片付けをしながら、なんか引っ掛かる。賑やかさ不足?

後日、反省会というので、主催者の方と話をしたとき、「音がねぇ、ちょっと小さかったかも」。それで、ハッと気が付いた。そういえば、音がスッポーン、と抜けていた感が。そのせいか。

まるで残響の無い野外演奏といえば、お祭りのパレードぐらい。賑やかさに対応したいのなら、「吹くは内」ばかりでなく、「お庭、外」の工夫もしなくては、と反省しきり。

「仮想病気発生機」・・・?2014年05月12日 23時59分59秒

平日は酒は飲まない。週末にまとめて飲む。しかし、これがよくない、と自分でも思う。さらにいけないのが、飲み足し。

本日はこれだけ、と思って買ってきた酒がなくなると、そこで止まらずフラフラと外に買いに出る、ついでにつまみも。

で、予定の倍以上飲んで、翌日の明け方には後悔が待っている。まあ、そんなことを40数年続けているわけだが。

そんな悪習をストップさせるのは、酒が原因の病気。胃痛に始まる内臓、頭、目、アレルギー、そして精神状態。

それを忘れて、何度も繰り返す「喉元過ぎればナンとやら」。その学習能力の無さを、人間の性のせいにする。

酒、タバコ、バクチ、ゲーム、などなど。人間は人間が作ったものに振り回されて生きている、それが人間の性さ、と言いつつ。

などと考えるのは、特定検診の結果について市の健康管理課から、あそこもここも用心して、との電話があったから。

さてそこで、酒が止まらないときの対処法は。玄関に厳重にカギをかける、家中の金を隠す、柱に縛り付ける・・・。

どれも「病気」にはかなわない。といって病気はコリゴリ。「仮想病気発生機」みたいなの、出来ないものか・・・。

息の音にぞ おどろかれぬる・・・2014年05月15日 23時59分59秒

先日、ある野外コンサートで演奏したときのこと。自分の音を録音しようとおもい、胸のポケットにレコーダーを入れておいた。

演奏終了後、録音を聴いてみてビックリ!というのは、演奏の出来より、曲と曲の合い間に聞こえる「ハー、ハー、ハー」という息切れ!

演奏しているときには普通に呼吸をしているつもりだが、演奏終了後に自分がこんな呼吸をしている、というのには全く気が付かなかった。

まさしくこれは、運動不足のなせるわざ。冬の運動不足は毎年のことだが、5月も半ばというのに、この体たらく。そこで一首。

   『 歳とると~ 目にはさやかに 見えねども~ 
                息の音にぞ おどろかれぬる~ 』

「昔はよかった」とは口が裂けても・・・2014年05月22日 23時59分59秒

先日、小学校一年生の孫の運動会に行ってきた。午前中は曇り空だったのが、午後からはカンカン照り。太陽が傾くとテントの中までが差してきて、さながら灼熱地獄。

以前なら、そんなことは気にしないで運動場にいられたが、ここ数年の紫外線は、年寄りにはもうアキマヘン、イカン、ダメどす、なんといっても、お肌へのダメージが大き過ぎる。

幸い、PM2.5とやらの警報は出なかったが、紫外線のほかにも、大気汚染物質、花粉と、外出するにも危険物質がイッパイ。完全武装して出掛けないといけない時代になった。

いつのころから、そして何の代償として、こうなったのか。地球の資源を使い放題使ってこんな状態にしたあげく、孫にむかって「昔はよかった」とは、口が裂けても言えないなぁ・・・。

トロンボーン奏者のすべらない話?2014年05月26日 21時59分59秒

先日、チャリでライブに出かけたときのこと。いつものとおり楽器を準備して、家を出てしばらくたったところで、ハッと気が付いた。「あ、ケースの中のスライドオイルが切れてたんだった・・・」。

家まで予備を取りに帰ってたら間に合わないし・・・「あ、そうだ、途中の楽器店で買おう」。楽器店に電話したら、夜8時近くだがまだ開いてる、と聞いてお店に向う。やれやれ、なんとかなりそう。

チャリを降り、ハーハーと息を切らして楽器店に入り、「さっき電話した者ですけど、トロンボーンのスライドオイルをください」。「あ、スライドオイルですか、今、売り切れです」。「え゛~ッ!!」。

スライドのすべりはトロンボーンの命。以前にもそんなことがあったので、気を付けていたのに・・・。幸い、楽器店のメンテナンス用のオイルを借りて事なきを得たが「のど元過ぎれば」、再び。

そこで本日の教訓・・・
『トロンボーン奏者は、話がすべることより、楽器がすべることに気を使え』

乗るならノルマ、飲むならノルマ2014年05月29日 23時59分59秒

今日は午後から時間があったので、チャリでブラブラ、略してチャリブラ。

山の方に向うつもりが、途中で、今日はやめとこうと、フラリと横道に。

その横道を進み、途中でまた横道に、を繰り返すうちに「あれ、ここどこ?」

あそこに山が見えるけど、こんな道初めてだし、景色を見ても判断できず。

信号機に交差点の名札が付いていない、ということは、新興の地域か。

ままよ、こっちに行こう、と進み始めて30分、やっと見覚えのある景色が。

やれやれとチャリを走らせて、予定より1時間遅れて自宅に戻る、疲れた。

それにしても、いくら久しぶりとはいえ、迷子になりかかるとは情けない。

それに、運動不足と酒のせいで、疲労の蓄積は早いし、足腰尻は痛いし。

スケジュールを決めてチャリに乗る、というノルマを自分に課さないから。

ということで、本日の教訓。

『乗るならノルマ、飲むならノルマ』