ホンネ?、タテマエ?2009年03月02日 12時55分55秒

2月28日は佐賀市の「楽庵」というところで、佐賀大学の教授の方の定年慰労パーティーで演奏しました。レナが歌で参加してくれたお陰で、一段と盛り上がった楽しいパーティーになりました。

今回も昼過ぎに出て夜中の12時帰着という、日帰りスケジュール。途中で食事をしたり買い物をしたりと、楽しい時間を過ごしました。ただし、演奏に関しては、初めから終わりまで緊張のステージですが。

で、先日、若い人といっしょにステージに上がった時、「胃が痛い」と言っていたので、「どうしたの、飲み過ぎ?」と聞いたら、「いえ、緊張で」。へぇ・・・あ、そういえばここ最近、緊張で胃が痛い、なんてないなあ。けど、それって、いいこと?

『ステージ慣れ』という言葉があるが、その言葉の「表」は、「リラックスして普段通りの力が発揮できる」、「裏」は、「惰性的で緊張感がない」。表のほうばかりに目を向けていると、裏のほうを忘れてしまいそう。裏にも目を配らなくては、と自省。

(もっとも、それはタテマエで、緊張で胃が痛くなるぐらいなら、飲んで胃が痛くなりたい、というのがホンネ・・・?)

パソコンに費やす時間って・・・2009年03月05日 12時54分54秒

昨日、スカイプを始めたら、「音声が認識されません」との表示。え、ナニこれ?こんなん、今まで見たことない。

相手の声は聞こえるが、こちらの声が伝わらないのを、携帯で確認(なんのためのスカイプや!)。ソフトの不具合でもなさそうだし、回線でもない、パソコンの故障でもない、ほかには・・・あれこれ考え、試し・・・。

で、ふと、コンパネの「サウンド」を見たら、マイクが「ミュート(音声を遮断する)」になっている!?設定をいじった覚えもないのに、なんでやねん!悪戦苦闘したこの1時半を、いったいどうしてくれる~!と、言いたいが・・・。

落語に「天災」というのがあって、短気な八っつあんに、心学者の紅羅坊名丸先生が、「小僧に水をかけられたと思うから腹が立つ、雨に降られた、天災だ、と思えば腹も立たない、短気は損気」とさとす。

その段で言えば、しょせんはパソコン、腹をたてるだけ損、これでひとつ利口になったと思えば腹も立たない、ということか、うんうん・・・
って、私ゃ八っあんか!それか、パソコンは天災か!・・・って、あ、こっちはそうかも・・・。

「自分中心」の考え方、とは・・・・2009年03月09日 12時54分54秒

先日、「梅を見に行ってみようか」と、カミさんとバスで出かけることに。

乗り換えなので、バスターミナルで降りて時刻表を見ようとすると、カミさんがスタスタと、向かいのスーパーの方に歩いて行く。え、買い物に来たんじゃないのに・・・ボケた!?

おっかなびっくり、「ちょっと、どこ行くの?」
「え?だって、梅見に行くバスは、向かいのスーパー前発だから」
「・・・あ、そう・・・」(ボケてんのはこっちか!)

自分の考え方が正しい、と思い込んでいるのを、最近よく自覚します。「自己中心」や「利己中心」でなく、「自分中心」。上方落語で言えば「いらちの愛宕参り」か。

そそっかしいのを神信心で治そうと、愛宕山にお参りに出掛けた男、弁当を食べようと思ったら、持って来たのは腰巻に包んだ枕。自分で包んだくせに、「カカアの奴、どうするかみてろ」と家に飛んで帰り、「このあわてモンが!」と、家にいた女性を叩くと、「ちょっと、あんたの家はお隣よ!」。「あちゃー、しもた」と、自分の家に入って、「先ほどは失礼を」

演奏を頼まれた際、いろんな場所で、いろんな条件で演奏するので、その場の雰囲気を確かめながら、選曲したり、トークをしたりします。(まあ、今までに大きな被害は出していない、とは思いますが)願わくば、それが「自分中心」、でないことを祈るばかり・・・

騙し、騙され・・・2009年03月12日 12時57分57秒

回転する錯視です。
(酔いやすい方や子供さんは、あまり凝視すると気分が悪くなることがあるかもしれません、ご注意ください。)

錯視、だまし絵、トリックアートが好きで、ネタ切れになると登場します。
特に錯視絵は、丸とか四角の組み合わせのものが多ので、この非力な「ペイント」でも十分だし、頭を使わなくてボーッとしていてもいいので、描くのが楽。見るのも、理論を知らなくても、予想外のものが見えたり、不思議な感覚を体験できたり。

ところで、ジャズにも「騙しリズム」があります。4拍子の途中に、突如3拍子を感じさせるパターンを入れたり、普段耳慣れない5拍子が出てきたり。ところがこれがくせ者で、情けない話、騙すつもりが自分が騙されてしまうことがある。

ジャズはその場でじっくり考えて、とはいかないので、それなりの訓練が必要。それ無しで、本番でいきなりやろうとするから失敗する。騙す側にはそれなりの準備が必要、ということです。

その点、振り込め詐欺犯は相当な準備をしています、ニュースカイラークの後期高齢者の皆さん、定額給付金詐欺などに騙されないよう、十分気をつけましょう!

おでんの思い出・・・2009年03月16日 12時59分59秒

日本酒ファンにとって、、「おでんと熱燗」は最高の組合せの一つです。

先日、カサブランカの帰りに、ひさしぶりに「おでんと熱燗」をやりました。飲み終わって、飲み屋から出た時、ホカホカの体に感じる心地よい冷気も、また格別・・・。

キャバレーに勤めていたころには、よく「おでんの持ち帰り」をしていました。もちろんコンビニなどない時代、毎晩、仕事帰りに居酒屋でおでんを買い、家に持って帰って、遅くまでテレビを見ながら飲んで・・・。

以前、京都に行ったとき、花見酒をしようと、鴨川のそばの酒屋に入ったら、3歳ぐらいの子がいきなり「はい、これ」、といって差し出したのがおでんの缶詰。「まあ、お客さん、すんまへん」「いや、これでいいよ、これちょうだい」。まだ風が冷たい河原でインスタント燗酒。これも、思い出のおでんの味、の一つ。

関門橋の門司側のふもとに美味しいおでんの店があります。学生の頃、生意気にも、座敷で熱燗で一杯。先日行ったら、改築して今は店頭売りだけ。でも、黒っぽいつゆなのにやわらかな味は、青春の思い出の味、そのままでした。

さて、そろそろ春も近づき、また花見酒のシーズンです。さて、今年はどんな「おでんと熱燗」の思い出が待っているやら・・・。

メモリー帳のメモリー2009年03月19日 12時57分57秒

(錯視絵です、酔いやすい方や子供さんは、気分が悪くなることがあるかもしれません、ご注意ください。)

キャバレーに勤めていたころ、先輩のトップトロンボーン(の人)がメモリー帳を見せてくれたことがあります。

メモリー帳というのは、ジャズのスタンダード曲のメロディーやコードを手書きしたノートのことで、メモリー(楽譜無しでの即興演奏)でやる時の、アンチョコ(トラの巻)です。

その頃はフルバンドばかりでコンボでやることがなかったので、メモリーでどんな曲を、どんなキーでやるのか知らず、メモリー帳はあこがれでした。その人に「写させてください」というと、「メモリー帳は自分で作るもんだ」

確かに、自分で作るようになって、メモリー帳というのは個人の知的財産であり、他人のものを丸写ししても何にもならない、と気がつきました、が・・・。

なんと、今では本屋を探せばメモリー帳(に近い曲集)がいくらでも売ってあります。それも、楽器ごとにキーを変えて、印刷の綺麗な音符で。

便利な世の中になったけど、先輩がいたら、なんて言うだろうなあ・・・。

腹筋の復権2009年03月23日 12時53分53秒

産休から復帰したアルトママの第一声、「子供を産んだら、お腹、ブヨブヨなんです。腹筋、鍛え直さないと~」。へー、こればっかりは、男にはわからない。


子供も産んでいないのに、最近とみに腹筋が軟弱になっています。もちろん原因は、メタボ、老人性体力減退、飲酒性ズボラ症候群、その他モロモロ。そのくせ、腰が悪いこともあって、腹筋のトレーニングは全然やってないし。


よく、「楽器を演奏するって、肺活量が要るんでしょう」と聞かれますが、実際に重要なのは、肺活量より腹筋です。腹筋が動いてこそ、肺も膨らむ。腹筋の弱体化は、吹奏楽器奏者にとっては致命的。さて、これをどう解決するか。


少し春らしくなってきました。もっとも、もうすぐ春だな~、なんて言ってると、あっというまに、春は過ぎてしまいます。せっかくの過ごしやすい季節、腹筋の復権に向けて、いっちょ頑張ってみっか・・・。

ステージあれこれ2009年03月26日 12時52分52秒

ここ数日、ニュースカイラークのライブが続きました。21日の赤煉瓦館、23日の曽根東市民センター、そして25日の老人ホーム慰問。で、それぞれに、ステージや聴く人たちのスタイルが全く異なるのが印象的でした。

・赤煉瓦館では、ステージではなくフロアで、お酒とダンスを楽しむ人たちといっしょになっての演奏
・市民センターは町の公民館ほどの大きさで、きちんとイスに座った150人のお客様を前に演奏。土足禁止のステージは、ちょうど「笑点」のような雰囲気。
・老人ホームでは、数十人の老人の方を前にして、食堂ホールで演奏。夜更しのメンバーが午前中に演奏するのはこんなときぐらいか。

お陰様で、ニュースカイラークもいろんな場所、いろんなシテュエーションで演奏させて頂いてきました。それがバンドの財産でもあります。

さて、このあとニュースカイラークは、4月のカサブランカライブまで、しばらく失業です。その間はのんびり花見でも楽しむことにしましょう。

久しぶりのレンタカーの運転で2009年03月30日 12時59分59秒

法事のついでに、車で秋月に桜見物に行きました。

軽のレンタカーです。安いけど、登りの力不足は否めません(体重のせいもある)。出てもマックス40km、道が貸切状態で前も後ろも車がいなかったからよかったけど。

で、現地に着いて気がついたのは、車の渋滞。いつもはJRとか路線バスだから、自分が観光地の渋滞に突っ込んでいる認識が、まるでない。次に「あ、駐車場に入れないといけないんだ」。幸い、ちょっと脇道にそれたら、渋滞からはずれ、駐車場も確保出来たけど。

それから、満開の桜のトンネルをブラブラ。蕎麦を食べ、川魚の塩焼きや饅頭を立ち食いし、白菜やラッキョウの漬物を買い込みながら、2時間の散策。

そして夕方、「やれやれ」と家にたどり着き、レンタカーを返す段になって、ふと車内の臭いに気がついた。「ラッキョウ臭~い・・・」。しかし、返すときに、臭いを調べるわけではないし・・・。

で、車を返しに行ったら、今までそんなことはなかったのに、「お忘れ物がないか確認いたしますので、しばらくお待ちください」と、あれこれ車内を点検し始めた(汗)。幸い「ラッキョウクレーム」はなかったけど。

久しぶりのレンタカーの運転で、車社会の現実を少しだけ認識してきました。