中国からの実況中継2008年09月01日 12時41分41秒

このプログにも時々書き込みをしてくれる京都の住人が、今は中国に行っています。約1年間の留学です。留学先は西安、昔の長安。つまり、平安時代の京都の都市造りの元になった中国の都、というから、なんとなく因縁めいたものを感じます。

その西安からスカイプ(インターネットテレビ電話)がありました。話のあと、ノートパソコン内蔵のカメラをグルッと回してもらうと、そこに映るのはまぎれもなく、中国・西安からの実況中継の映像!

昔、空海さんが、安倍仲麻呂さんが、想像もつかない苦労をして渡った長安の地、それが今は、パソコン画像を見ながら会話をしている、この時間と空間の隔たりの大きさに、不思議な感覚にとらわれました。

しかしまあ、便利な世の中になったもんだ、鬼に金棒、留学生にインターネット、か・・・。

携帯社会についていけない?2008年09月04日 12時58分58秒

数年ぶりに携帯電話を買い換えました。が、携帯電話の世界がこんな状況になっていようとは!

まず、高い!
もちろん、前の機種を買ったころはまだ、タダ同然で配っていたころなので、今とは比較になりませんが、わずかなへそくりがあっというまに消えて無くなりました(・・・汗)
そして、複雑!
あれこれ機能が有り過ぎて覚えきれないし、「取り説」を見ても新しい言葉が理解出来ない(・・・汗)
そして、すべてが小さい!
ディスプレイの文字は変更できるとしても、ボタンのアルファベットの文字が小さくて読めない、ディスプレイのアイコンか見分けられない、んー、これは致命的(・・・汗)

洒落たデザインに、優れた機能、そして人には不親切。ああ、これを進化と呼ぶのなら、進化の意味とは?見栄をはらず、年寄り向けの「らくらくホン」にしときゃよかったかなぁ・・・

『限界』、とはなにごと2008年09月08日 12時53分53秒

先日田舎に行って思ったのは、ご他聞に漏れず、子供が少なく、老人が目立つことです。今や、この現象は田舎だけでなく、都会の団地などでも起き始めているとか。

65歳以上の老人が50%を超える集落を「限界集落」と呼ぶそうで、住んでいる人にとっては過酷なネーミングですが、その先は「超限界集落」、「消滅集落」らしい。となると、今の国会は「超限界国会」?、そのうち日本は「消滅国家」?

ところで、ニュースカイラークは、といえば・・・
80歳代1人、70歳代2人、60歳代2人、50歳代3人・・・ということは、ありゃ、「限界バンド」?自分たちがそう呼ばれるとなると、いい気持ちはしません。もう少しましな呼び方はないものでしょうか。

「若い人にもっとジャズを好きになってもらわないと、北九州のジャズの伝統が、消滅しちゃいますよね」
「いや、大丈夫、ニュースカイラークは若い人も参加してくれてるし、もともと、北九州のジャズは『玄海』ジャズ、だから・・・」
・・・おそまつ・・・(汗)

ジャズの音色についての考察2008年09月11日 12時57分57秒

昨晩はカサブランカでのライフ゛。9月になったからといって、急に涼しくなるわけでもなく、背中いっぱいに汗をかいて演奏してきました。

演奏終了後、ママとの雑談で話題になったのは、楽器の音色のこと。「楽器の音色には、その人の人柄が出る」という話で盛り上がりました。音色はその人の人生観そのものであり、素直であればその素直さが、欲があればその欲が、音になって出て来る・・・。

もう一つ、ジャズの場合は、煙草の煙、酒の雰囲気が似合う音、というのも、あるかもしれません。クラッシクコンサートのようでは綺麗すぎる、といってストリップのバックのようではちょっとお下品。飲んで騒ぎたい夜、飲んで泣きたい夜、胸の想いを煙草の煙といっしょに吐き出したい夜、そんな場面にあうのは、やっぱりジャズの音色では・・・。

集合施設を全面的に禁煙するという案の自治体があるそうですが、ジャズライブハウスを禁酒・禁煙にしたら、多分、ジャズはジャズでなくなってしまう、かもね。

もっとシビアに・・・2008年09月15日 22時00分00秒

先日、久しぶりに、キャバレー時代のような演奏をやってきました。
ニュースカイラークの演奏と言えば、曲と曲の間のトークが売り物なのですが、その時は、いっさいおしゃべりなしで次から次へと演奏する、という、過酷な(?)ステージでした。

しかし実際には、キャバレー時代はもっと過酷で、テンポも音域も超難しい楽譜を、ほとんど初見で吹かされていました。それを思えば、今の時代ははやり、ぬるま湯的過ぎる日々、なのかも。

70歳を超えてなお信じられない馬力を発揮する、ニュースカイラークの諸先輩を見るにつけ、このぬるま湯の日々のツケが、歳をとってから出たら(え、今でも十分年寄り?)、と思うと、のんびりしてはいられません。もっとシビアでタイトな練習、ステージ、をこなしておかないと、と、少し焦りを感じた一日でした。

嵐の前の静けさ?2008年09月18日 12時52分52秒

夜道を歩くと、草むらから、木の上から、降るような虫の音です。寝る時には寝ゴザと扇風機が手放せないとはいえ、9月半ばを過ぎて幾分か涼しくなりました。

そう言えば、今年は二百十日を過ぎても、まだ台風の洗礼を受けていません。

が、政治の台風や、経済の台風や、社会事件の台風などが、国内や海外で次々に発生して、勢力を拡大しそうな様相です。今年の秋は、いったいどんな台風が、日本を吹き荒れるのでしょうか。

毎年恒例の「声はすれども姿は見えず」、今年も、夫婦二人の静かな台所の何処かで、見えない虫が「チ、チ、チ・・・・・」と鳴いています。その虫の音が、今年は心なしか、嵐の前の静けさ、に感じられるのは、単なる気のせい、でしょうか。

腹ハラ、ドキドキ?!2008年09月22日 12時57分57秒

今朝、街を歩いている時、急に、腹の周りがスーッと軽くなった、と思ったら、スボンがユルユル~。ヤバイ!人ごみの中を歩いている最中なので、ズボンが落ちたら大変!まわりの人に気付かれないよう、ベルトの両端をしっかり持って、あわてて物陰に・・・。

実際には、ベルトが切れたわけではなく、バックルが外れたのですが、これは、単にバックルの留め金が緩かったのか、それとも腹回りの問題か・・・。ここしばらく体重計に乗るのが恐くて乗っていないので、何とも言えませんが、どちらにしろ、ハラハラ、ドキドキの朝でした。

昨日は、西日本総合展示場の「陶器展」に、人間国宝の人の作品などを見に行きました。
縦、横、高さの三次元の物体として存在する作品を見ながら、ふと、時間の流れの果てに消え去ってしまう、音楽作品とは、何なんだろう(録音という残骸は別として)・・・、演奏する人と聴く人が刹那的時間を共有する、それが音楽作品の形なら、ライブでの心構えをもっとしっかりしないと、と、しばし考え込んでしまいました・・・

少しずつ秋の気配が・・・2008年09月25日 12時46分46秒

ほんの少し前まで、あちこちで塀を乗り越えて咲きほこっていた百日紅が、いつの間にか、花びらを散らしていました。

代わって目立ってきたのが、彼岸花。子供のころ、あの不思議な形に魅せられてつい取ろうとすると、「かぶれるよ」と叱られものです。最近は、以前は見られなかった空き地などにも咲いているのを見かけます。

先週の日曜日は、芸術の秋を決め込んで、戸畑の美術館に「中山忠彦絵画展」を見に行きました。数十年に渡って、奥さんをモデルに人物画を描き続けている画家です。小倉の京町の、運動具店の生まれだとか。

この美術館は小高い丘の上にあって、シャトルバスが町の通りに20分おきに迎えに来ます。前のバスに乗り遅れ、20分待つ間、近くの川を観察。町の中にもかかわらず、赤トンボ、塩辛トンボ、黒トンボなど、数種類のトンボが見られました。

今度の日曜日は「酒造りの会」の秋の行事、稲刈りです。前回の田植えに出られなかったので、今度はしっかり頑張って参加してきます。

こうしてみると、少しずつではあるけど、秋が来ているようです、やれやれ・・・・・。

稲刈りで、こ、腰が・・・2008年09月29日 12時59分59秒

27日土曜日の、若松市民会館のジャズフェスタでは、大勢のお客様に、ニュースカイラークらしい演奏をお届けすることが出来ました。以前別の場所で演奏した折に来て頂いていた、若松区長さんにもお会いすることが出来ました。

28日の日曜日は、恒例、酒造りの会の稲刈り。田植えと違って、稲刈りは区切られた狭い区画だけを刈って、残りは機械まかせ。早々と終わらせると、後はバーベキュー大会。今年の目玉は「栗入り・さんま飯」と、塩釜焼きチキン。アウトドア好きの方が、全部調理してくれました。

バーベキューのあと、無農薬・有機肥料の果樹園に行って、童心に返ってナシ狩りを楽しみ解散。勿論、飲酒運転も、ナシ!

ずい分手抜きの稲刈りでしたが、それでも、今朝起きると、腰やら足が、イテ、テ、テ、テ・・・。